・3月11日
「10年ひと昔」
ヒトは一つの節目として、ヒトが作った暦で区切りをつけます。
いい面もあり 悪い面もあり
2011年4月初旬、ボランティアとして仙台の少し南に位置する亘理町に行ってきました。
ひと月が経ったあとでしたが、それは、想像を絶する光景でした。
一緒に寝泊まりした、地元消防団に所属していた当時21歳だった男性
今も元気でやっているかな、と思い出します。
神奈川に帰る車の中で同僚に
「あの21歳の人、津波で両親と奥さん、0歳の娘さんが流されて今も見つかっていないらしいですよ…」
と聞いた時は本当に涙が出ました。
私は神奈川に戻れば家族が待っている。彼は、そうではない。
そう思うと、非常に申し訳ない気持ちになったことを覚えています。
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